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ツールチェンジャー

オートツールチェンジャー/Auto Tool Changer

ATIのツールチェンジャー(オートツールチェンジャー、オートマチックツールチェンジャー):

■ 世界トップレベルのシェア
■ 大手自動車メーカーや、新興電気自動車メーカーで多く採用
■ 豊富なラインナップ

ツールチェンジャーとは

ツールチェンジャーとは?

ロボットツールチェンジャーは、ロボットのアタッチメント(取り付け具)を自動的に交換するための装置です。これにより、ロボットが異なるタスクを実行する際に、人間の介入なしで効率的にツールを切り替えることができます。

ATI社のオートツールチェンジャーのシェアはグローバル規模ではトップレベルのシェアを保有しています。

 

ロボットツールチェンジャー(オートツールチェンジャー、オートマチックツールチェンジャー:ATC)は、一般的にはロボットの手首やアームに取り付けられる特殊な装置です。これにより、ロボットは異なるタスクに適したツールやエンドエフェクタ(末端装置)を交換することができます。

例えば、溶接ロボットが溶接用のツールを使用して溶接作業を行った後、別のタスクに切り替えるために、ツールチェンジャーを使用して溶接ツールを取り外し、代わりにボルト締め用のツールを取り付けることができます。

ロボットツールチェンジャーについて

マスタ側とツール側の2つの対になるパーツを備えたエンドエフェクタであり、自動でロックまたはカプリングし、積載物を搬送し、電気信号、エア、水等のユーティリティを通すように設計されています。

ロボットカプラのほとんどは空気圧を用いてマスタ側とツール側を合わせてロックします。ロボットツールチェンジャは、ツールを交換してさまざまなユーティリティを通すどのような自動化プロセスにもフレキシビリティをもたらします。ツールチェンジャのマスタ側は、ロボット、CNC装置、その他の構造物に取り付けます。

ツールチェンジャのツール側は、グリッパ、溶接機、バリ取りツールといったツーリングにマウントします。ロボットツールチェンジャは、クイック・チェンジ装置(QC)、自動ツールチェンジャ(ATC)、ロボットツールチェンジャ、ロボットカプラ、ロボット式カプラ、ロボット式コネクタとしても知られています。

シリーズ

ATIは幅広いラインナップのツールチェンジャーをご提供しています。一番小さい可搬は1.4㎏となり、最大可搬のATCは4080kgとなります。ATCの可搬重量は、ロボットの可搬重量より大きな製品を選択する必要があります。

モデル可搬重量質量(結合時)空気圧ポート
QC-11.4 kg0.0938 kg(4) M5 又は #10-32
QC-716 kg0.281 kg(5) M5 又は #10-32
QC-1116 kg0.245 kg(6) M5 又は #10-32
QC-11 中空ロボット用16 kg0.376 kg図面参照
QC-1818 kg1.82 kg 
QC-2025 kg0.853 kg(12) M5 又は #10-32
QC-20 中空ロボット用25 kg0.998 kg図面参照
QC-2125 kg0.794 kg(8) 1/8 NPT; G 1/8 (BSPP)
QC-21 中空ロボット用25 kg1.02 kgSee drawing
QC-2225 kg1.42 kg(6) 3/8 NPT
QC-27 中空ロボット用38 kg1.34 kg(8) G 1/8 (BSPP)
QC-2935 kg1.66 kg(2) 1/8 NPT, (4) #10-32 又は
(2) G 1/8 (BSPP), (4) M5
QC-40Q50 kg1.84 kg(8) 1/8 NPT
QC-4650 kg2.98 kg 
QC-5050 kg2.31 kg(16) M5 及び(4) 1/8 BSPP
QC-76100 kg3.67 kg(5) 3/8 NPT; Rc 3/8 (BSPT)
QC-110150 kg5.9 kg標準QC-110 (8) 3/8 NPT 又は
G14 は(8) G 1/4 (BSPP)
QC-160300 kg9.3 kg(5) 3/8 NPT; (4) 1/2 NPT
QC-113150 kg7.03 kg 
QC-210300 kg7.89 kg 
QC-213300 kg12.6 kg 
QC-310510 kg19.5 kg 
QC-313510 kg21.4 kg 
QC-510700 kg28.1 kg 
QC-12101350 kg27.8 kg 
QC-13102990 kg64.4 kg 
QC-15104080 kg88 kg 
ATI ツールチェンジャのモデル

エンドエフェクターについて

エンドエフェクタは、アプリケーションの多様化によりその種類は日々増加しています。

エンドエフェクターの例:

  • グリッパー
  • バキューム(真空)カップ
  • 空圧・油圧シリンダ
  • 溶接ツール
  • ボルト締めツール
  • バリ取りツール
  • 塗布ツール
  • カメラやセンサー
  • ドリル
  • カッター

利点(メリット)について

ATCを使用することで得られる利点(メリット)

  • 生産性と柔軟性の向上:ツールチェンジャーにより、ロボットは継続的に作業を実行することができ、ツール交換のための停止時間が最小限に抑えられます。また、異なるツールを使用することで、ロボットはさまざまなタスクを実行できるため、生産ラインの柔軟性が向上します。
  • 作業環境の安全性も向上:人間がツール交換作業を行う必要がなくなるため、危険な作業環境やハザードにさらされるリスクが低減されます。

モジュールについて

ATI社ではお客様の多様なニーズにこたえるため、ツールチェンジャーに多くのモジュールを開発し、ご提供しています。モジュールの種類は多様です。

ATI社がご提供しているモジュールですが、5つに大別できます。

1.電気モジュール
2.空圧・流体モジュール
3.制御・信号モジュール
4.大電流モジュール
5.サーボモジュール

ツールスタンドについて

ツールチェンジャーのツール収納ラックとして、ツールスタンドをご提供しています。必要なツール数、ツールを置く向きやマウントアレンジメントなどに基づいて標準化されたツールモジュール群から製品を選択し、最適なツールスタンドを構築できます。

ツールチェンジャー導入時のツールスタンド(置台)の設計、製作へのリソースを大幅に省力化可能です。

ロボットツールチェンジャーは、自動化およびロボット化の産業において重要な役割を果たしています。効率性、柔軟性、安全性の向上をもたらし、生産性の向上とコスト削減に貢献します。

アプリケーションシート

新規プロジェクトについてのお問い合わせはの際には、下記アプリケーションシートをご提出いただいております。

下記シートを記入いただき、弊社販売店または担当者へご連絡頂きますよう宜しくお願いいたします。

アプリケーションシート

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