製造現場の自動化が加速する中、力覚センサの役割はますます重要になっています。特に、ATI Industrial Automation社のAxia80(型番:9105-TM-Axia80)は、Techman(TM・テックマン)ロボットとの高い親和性を持ち、すでに自動車業界のTier1メーカー様に多数採用されている実績があります。
Axia80とは?
Axia80は、6軸の力・トルク(Fx, Fy, Fz, Tx, Ty, Tz)を高精度で測定できるセンサで、EtherCAT通信に対応。最大8kHzのデータレートでリアルタイムに力覚情報を取得できるため、繊細な作業にも対応可能です。
・ 9105-ECAT-Axia80-M20 詳細ページ(英語)
・ 9105-ECAT-Axia80-M20 取り扱い説明慮 (英語)
TM Robotとの親和性
ATIは、TM Robot専用のTM Kit(9105-COB-TM-Axia80-01)を提供しており、以下の構成が含まれています 。
- EtherCAT Axia F/Tセンサ本体: 9105-ECAT-Axia80-M20
- 専用インターフェースプレート:ロボット取り付け用(9105-IP-2126)と、ツール取り付け用(9105-IP-2191)2枚付属
- 電源・EtherCATケーブル:9105-C-ZC22-ZC28-4
- スプリットケーブル:9105-C-ZC28-U-RJ45S-4
このキットにより、TM RobotのTMFlowソフトウェアとシームレスに連携し、ロボットの動作制御に力覚フィードバックを活用することが可能になります。これにより、挿入・組立・研磨・検査などの工程で生産効率と品質が大幅に向上します。
TM Rogbot社での紹介ページ:

ATI 9105-TM-Axia80 | Techman Robot
自動車Tier1メーカーでの採用事例
現在、Axia80は自動車部品の組立や検査工程において、Tier1メーカー様に広く採用されています。特に、複雑な挿入作業や微細な力加減が求められる工程において、Axia80の高精度な力覚検知が大きな効果を発揮しています。
生産性向上のポイント
- 高精度な力制御により、製品の破損リスクを低減
- リアルタイムフィードバックで作業の安定性向上
- TM Robotとの統合性により、導入・設定が容易
- 汎用性の高い設計で、さまざまな工程に対応可能
ATI Axia80 × TM Robotの組み合わせは、次世代のスマートファクトリーに不可欠なソリューションです。
導入をご検討の方は、ぜひ弊社までお問い合わせください!