協働ロボットについて
協働ロボットとは
協働ロボットは、人協働ロボットともいわれています。その名の通り、人と同じスペースで作業が出来るロボットです。
産業用ロボットの設置では、基本安全柵の設置が必要ですが、協働ロボットの使用では不要です。
詳しくは、各ロボットメーカーでの説明サイトや、IDEC様のHPに記載がありますので、参考としてください。
出荷台数
2021年度での協働ロボットの販売台数予測が、矢野経済研究所から発表されています。
2021年における協働ロボット世界市場規模は、メーカー出荷台数ベースで44,204台、同出荷金額ベースで1,496億6,900万円と推計する。
引用:矢野経済研究所
予測では今後より生産現場で協働ロボットが活用されるので、ロボットとの効率的なシステム構築が必要となっています。
一方、産業用ロボットですが、国際ロボット連盟(IFR)の発表で、2021年の新規導入ベースで51万7385台です。
ATI製品での協働ロボット向け機器
ATI の協働ロボット対応エンドエフェクター キットは、協働ロボットの柔軟性を高めるシンプルかつ効果的な方法をユーザーに提供します。
ATI の 協働ロボット用 エンドエフェクター キットは、さまざまな業界やアプリケーション タイプに適した幅広いロボット エンド エフェクターを備えています。これらのオールインワン パッケージには、オートツールチェンジャー、力覚センサ、バリ取りツールなどのオプションが含まれており、組み立て、機械の手入れ、部品の検査と分析、表面の準備と仕上げなどのタスクを簡単に実装して実行できます。
協働ロボット対応エンドエフェクター キットには、ロボットのアプリケーションを起動して実行するために必要なものがすべて含まれています。エンドエフェクターに加えて、システムの接続に必要なすべてのハードウェアとソフトウェアが付属します。ティーチペンダント内には、機器をプログラムするための簡単なコントロールがあります。
ATI のロボット エンド エフェクターはロボット用途向けに設計されており、協働ロボットを迅速かつ簡単に教えるための設計機能が含まれています。コボット対応エンドエフェクター キットは、コボット ユーザーがプロセスの品質と柔軟性を向上させるための信頼性が高く、手頃な価格の方法です。
FANUC CRX向けキット
CRX向けエンドエフェクター キットには、FANUC CRX 協働ロボット アプリケーションを稼働させるために必要なものがすべて含まれています。
このキットには、エンドエフェクターに加えて、システム接続に必要なすべてのハードウェアとソフトウェアが含まれています。
ティーチペンダントには、複雑なタスクを簡素化するためのシンプルなコントロールがあり、数回のプログラミング調整により、簡単にロボットの使用に適合させることができます。
現在提供しているキットは下記の製品になります。
- QC-7 オートツールチェンジャー
- AOV-10 オービタルサンダー
- CDB コンプライアントバリ取りブレード
- RCV-250 ラジアルタイプバリ取りツール
- Axia80 力覚センサ
ユニバーサルロボット向けキット
UR+ 認定 Axia80 キットには、事前に校正された Axia80 センサー、ロボット コントローラーへの電源ケーブル、インターフェイス プレート、取り付けハードウェア、組み立てツール、およびデモ アプリケーションを備えた URCap ソフトウェアが含まれています。
ユニバーサルロボット CB3シリーズロボット(品番:9105-UR-Axia80)、ユニバーサルロボット UReシリーズロボット(品番:9105-URE-Axia80)なども対応しています。
Axia80以外でも対応しております。現在の対応製品は下記です。
- QC-7 オートツールチェンジャー
- AOV-10 オービタルサンダー
- CDB コンプライアントバリ取りブレード
- Axia80 力覚センサ
製品へのご質問や購入のご相談は、弊社代理店または営業担当者までご連絡頂きます様お願いいたします。またはは、下記コンタクトフォームよりお問い合わせと送付いただきますようお願いいたします。